若い時に挑戦させてもらった
記憶に残る経験と発見を
次の世代にも与えたい

公共ビジネス事業部長 

山本 忍

1998年入社

入社のきっかけは?

Windows95が発売され、ITが身近になった学生時代。大学にも情報科学課程で学んでいた私は、NTTデータ北海道のITをどう活用して社会を変えていくかという前向きな姿勢に共感し、入社しました。当時はまだ、設立10年に満たない若い社員が多く、革新的でオープンな社風がととても好ましく感じました。

それから20年以上の歳月が流れ、当時と比べて規模は大きくなりましたが、その姿勢は今も変わっていません。

これまでの業務で印象深かった案件は?

若い時に他地域のグループ会社と一緒に新しいソリューションを開発し、北海道で展開したしたことがあります。その際に、半年程度の間、長期出張で業務に取り組みました。

また、上記とは別のグループ会社と一緒に取り組んだプロジェクトにも参加し、その際も現地での業務に従事していたこともあり、道内の仕事ではなかなかできない学びをたくさんさせてもらいました。振り返ると、若い時だからこそできた、挑戦だったと思います。いい経験をさせてもらいました。

管理職として思っていることは?

インタビュー風景

当時の上司が、まだ若く経験の浅い私を信頼し、現地での裁量を与えてくれました。私も常々、意欲のある若手社員にいろんな経験を積んでほしい、チャレンジする心を大切にしてほしいと思っています。若い頃の経験は必ず、後々の仕事人生にも大きな力になりますから。

公共システム部ではどんな業務を?

うちの部の取引先は、地方自治体や各省庁。今後、訪れる働き手の減少に備え、ITを活用しながら、市民サービスの効率化、省力化を進められるシステムづくりに取り組んでいます。

これからは、 DX*1などの活用によってより効率化、省力化が進んでいくでしょう。北海道の会社として、設立の基礎でもある北海道全体でどのようにITを活用していくのか、という取り組みにこれからも力を入れて取り組んでいきたいと思っています。

これからの会社を担う若手社員に期待することは?

インタビュー風景

さまざまな分野、業種でDX*1の取り組みが注目されています。ITの技術や利用方法も、時代の流れの中で変化し続けています。その変化を敏感にとらえながら、今にフィットする、改善しなければいけないこと、さらに、これからのためにやってみたいことや課題について、当事者意識をもって、さまざまな提案ができる人材を目指してほしいと思っています。

過去に捕らわれず、常に時代の変化に合わせて思考と技術をアップデートして、挑戦し続ける。その体験の積み重ねこそが、会社という枠を超えて、社会をも変える力を育んでいくのだと思います。私は、そうした志ある若い人たちのチャレンジをいつでも、応援し続けたいと思っています。

*1 DX(ディーエックス)
デジタルトランスフォーメーション
ITの浸透をとおして、人々の生活をあらゆる面でより良いものへと変革すること