コミュニケーションを深めて
後進のやりがいを生む
楽しい職場づくりを大切に

金融ビジネス事業部 金融システム部 課長

佐藤 沙耶香

2004年入社

入社の動機は?

数学が好きで、コンピュータの世界に興味をもったのが、そもそもの始まりです。プログラムをつくる際に求められるロジカルな考え方が、学びの延長のようで面白いなぁと思いました。NTTデータ北海道は、業界大手の存在。金融や法人、公共など守備範囲が広い分、選択肢と可能性が多いのが魅力でした。自分の考え方に合った仕事、得意なことが生かせる場が必ず見つけられると思いました。

金融ビジネス事業の業務内容は?

その名の通り、金融機関や保険会社向けのシステムを構築しています。例えば、全国の信用金庫が共同で出資、利用している「しんきん共同システム」の基幹系・サブ、各システムの保守、開発などを行っています。

また、大手生命保険会社の契約申込・保全業務や顧客管理業務の基幹系システム、代理店が利用する周辺系システムの保守、開発などを行っています。皆さんが日常生活のなかで何気なく利用している金融・保険サービスにも、私たちの仕事が生かされているシステムがあります。

課長職になって何か変化は?

インタビュー風景

2020年4月に課長職に就き、軸足が実務から管理に移ったことで、開発プロジェクト全体を見るようになりました。プロジェクトのマネージメントから、お金の管理まで仕事の守備範囲が一気に広がった気がします。自分でお金の管理をするようになってから、会社や社員にどのように利益が還元できるのか。それを意識して、考えるのが面白く感じます。

若い10人の部下を任されているので、責任もグッと重くなりましたが、やりがいも感じています。

管理職として心がけていることは?

一番大切なのは、コミュニケーションです。オフィスの自席の両脇に椅子を置き、いつでも部下が気軽にやってきて話ができるようにしています。仕事以外の普通の会話も多いのですが、誰かに話すことで頭の整理できます。その話をよく聞いて、自分なりの考え方を返す。その繰り返しを何度でも。

この2年ほど、リモートワークが増え、人と会い、話す機会が減ったことで、余計に日常の何気ない会話の大切さを痛感しています。

部下に期待する事は?

インタビュー風景

なんでも無難にこなすよりも、本当にやりたいことを見つけて果敢に挑んでほしいですね。そのほうが絶対に楽しいですし、やりがいにもつながっていくのだと思います。後ろ向きにならずに、チャレンジし続けることが大事。失敗してもいいんです。そのために私がいるのですから。安心して高みへ向かって飛べるような、信頼関係を築くためにも、やっぱりコミュニケーションは大切。

私たちの職場には、女性だから…という空気は、一切ありません。出産・子育てを経ても働き続けたいという女性社員のための制度も充実しています。私も、そうした希望にも柔軟に応え、サポートしていきたいと思っています。

すべての部下が、仕事もプライベートも楽しい、充実していると感じられるメリハリのある生活を実現できる。そんな職場をつくることも、私の重要な仕事だと思っています。